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羅刹娑の頤:サガ [あぎと]

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種族:竜人

外見の差異:
・両性
・耳の数は一対
何故だか解らないが全身の体毛という体毛が物凄い事になっている。鱗があるべき場所にはもうもうと体毛が生え、毛とは鱗が変化した物とされているが、成長過程を誤ったのか。
半面毛になりきれていない鱗部分が未発達で、まるで産まれたばかりの赤子の様に薄く脆い鱗をしており、皮膚がかなり柔らかい。ぷにぷに。触角もさもさ。
まだ短いが、野牛の様な後方に曲がって伸びる角
尻尾の先が少しだけ丸い

竜形体:獣竜
原型と同じ形をした角は一対増え、大きく冠の様に伸びている。想像をするなら翼を持つライオン。
下顎の犬歯が大きく発達し、口内のみには収まらずに常に露出、後頭部から首の付け根にかけて炎の様にうねる鬣が発達する。
手足には長く鋭い爪が生え、これは猫科に近くも見える外見と違って収納不可。砂漠の砂の強い熱を通さない為、足の裏に肉球。
尾の先には硬い骨の塊が付いており、内部の骨をバキバキと鳴らすことで威嚇音を出す。

人形体:
・本設定と対して変わらず
褐色の肌に幼さの残る体型、手足から余計な毛が失せているので、体感普段の半分位の大きさに見える。体重も勿論かなり軽くなる。
しかし犬歯というには鋭い牙と爪は健在、どうしても仕舞えないらしい。

詳細:野生の人
最初に「此処から出なくても平気だ」、そんな事を言い出したのは誰だったのだろう。自分はこの一族の中で一番の年長という訳では無いから、全ての歴史を知っている訳では無いが、少なくとも自分が生まれてからは一度も誰もそんなことを口にしていない。
生まれて生きることはとても大切な事だ、それは誰だってよーく解っている、それでも一々そんなことを考える輩はいないだろう。彼もまたその一人、広い砂漠地帯で一番先の尖った岩山に立って、日がな一日流砂の流れを観察し続けるだけ。
動物は自分が生きている領域以外に興味が無い、日が沈んでまた昇ることは明日が来たということではなく、長い時間が経ったというそれだけのこと。平たい岩の上で感じる朝日も、彼にとってはそんな事、彼にとっての時間は長い長い一日の一部でしかなかった。
誰かが言った、「人の始まりはある獣が『あの山の向こうには何があるのだろう』、そう思った時から始まった」彼にとっては思う事すらない、自分はそこで生きて死ぬ、それを哀れむ何者かもいない。彼等にとって、長く沈まない日はあたりまえのことで、最初から全ては用意されていたのだから。
有り様を哀れまれたこともあった、退屈な生き方だと、発見の無い一生に何の意味があるのか、と。言われたことその物ごと忘れた、興味が無い、理解の出来ない物を一々覚えていても仕方が無いだろう。
一緒に住んでいた一族が旅に出ると言って、少しばかり期待薄に自分に手を伸ばしてきた時、彼は迷わずに手を取る。皆以外がった、それもその筈だろう、あれだけ外の世界に興味の欠片も持っちゃ居なかった、それは上発端である旅人と接触しても何も代わっては居なかった。
旅を続ける今も変わらない、周りから興味という物を持ち始めた、そう言われても実は変わっていない。
彼にとって世界とは、彼自身が生きるべき場所の事を指すのであって、自分が望むなら例えどんな場所でも受け入れる、最初に欲しかった答えがどうしても思い出せなかったその日から、そうずっと心に思っていたのだから。
あるがままの大地、あるがままの姿で。

備考:
・ほぼカナズチ
・トウガラシをそのまま齧れる、好物
・水浴びは他人に洗ってもらう分には好きだが、自分でするのは嫌い
・毛は見かけによらず通気性が良いので、暑さにも強い
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