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環の頤:見えないものに怯える夜 [頤]

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所属:異端審問官
・実動隊近距離戦闘指揮官
・兵器管理

種族:人間

外見の差異:
・両性
・眼は人間目
・左耳は欠けたまま

詳細:特異体質を生かした結果が縫い後だらけの先生
継ぎ接ぎの姿は見る人間に異質だが内面的には少々臆病者ではあるが有能であり、主な職務としている兵器管理では使用した弾薬の計算や、破損した武具・爆発物の廃棄等、どちらかといえば裏方の裏方を任される事が多いが、それは偏に彼のマメな性格を信用されてである。裏方があったこそ表が引き立つのだと、実は自分から志願して現職に着いているのであって、そのこはある種の美学の様な物が備わっているらしい。
一族内では珍しい保守派で、基本的には平和主義者なので何かと急進派な連中にぶつかる事もあるが、彼が言う事は観察眼に叶ったそれなりに当たっている事しか言っていないので、仮に却下されたとしても全てを取り下げられるという事は先ず無い。それらは経験則や思慮というよりは、本人が本人に対して感じる命の危機を考えて、という意味合いも強く、良くも悪くも臆病だが必要な要員。いわば一族のカナリア、危険が迫ると鳴きだして気が付かない人間に危険を知らせる。
こう見えて教鞭を取らせれば中々の腕前であり、過去要請を受けて未熟なハンター予備軍の訓練をしていた事があり、実績もそれなりにある。この場合の教鞭は戦闘訓練だけではなく、思慮に関する知識面でも使用可能だが、今までに其方側をロクに使いたがった人間は居ない。本人としては危険な前線に立つよりは、こういった室内に引っ込んだ安全な仕事を、且つ、爆発物に巻き込まれる等の危険の無い環境で仕事がしたいので、要請を受ければ喜々として馳せ参ずる。
彼の危険感知体質は、どちらかといえば「我が身を」というよりは「我が身を取り巻く世界」の方を重点に置く為、それにしては我が身を大切にした結果は少なく、生傷も絶えない。傷の数は肌の色の違いの数、手指のぎこちなさ、足先の痺れ。実は見た目よりもかなりの数のハンデを背負っており、だからこそ裏方に回る事が多い。それでも現役に通用する強さだというから、異端審問官の血族は化け物じみている。
本当は誰よりも優しいからこそ、何も変わって欲しくない、自分の敵にしたくない

備考:
・血液や臓器、皮膚が異常に適合し易く拒絶反応が起こらない、という特異体質
・現在では自分の子宮以外は全て他人の物
・それでも体に障害が出るのは、あまりにも負傷しすぎた所為
・此方サイドでも昔は墓標屋をやっていた、その頃の縁で外の人間に顔が利くらしい
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