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貫の頤:成功した奴が大将! [頤]

本設定コチラ


所属:異端審問官
・万能戦闘要員
・伝令

種族:人間

外見の差異:
・両性
・人間耳
・全身の透過部分は皮膚が薄く血管が浮き出ている
・頭の腕、目、橙色円柱は無し

詳細:色々な物を超越したバカ、頭は良いのに賢くない、バカ、バカ
ある小雨が降りしきる日に彼は生を受け、産まれた直後に最初の産声を二声だけ上げた後ぴたり泣き止み、その赤子の目はぐるり、と周りを探り、値踏みし、観察するように動いた。ただ闇雲に母の影を追うだけではない目付き、それからもまだ首も座りきらないうちから言葉を喋り始め、一年経つ頃にし既に三歳児程度の運動能力を持ち、子供らしからぬ記憶力によって大人達の隙を含む知識を全て喰らいつくし、その恐ろしいまでの素質から『神童』を呼ばれ次代の当主としようと考えた一族の一派に祭り上げられ、異端審問官本家を統べる王者として育てられた…………が。
ところがぎっちょんちょん、そうは問屋が下ろさない、子は親の思い通りにかくもならないもので、確かに知識や運動能力は他の追随を見せない伸びを持ち、最早凡人が1000年努力しようが埋めようが無い程の非凡な才能を見せた、が、バカだった。鬼神の如き戦闘能力は子供といえど何の躊躇い無く柔らかな首を掻き切り、目的の為なら赤子さえ殺し、相手一派を皆殺しにする様な氷の精神を持っていた、が、バカだった。知識欲に関しての異常なまでの貪欲さは「草魚」と悪食の魚の名で呼ばれ、こぼれ落ちる雨粒の数と落下速度を瞬時に割り出す等の離れ業をかるくやってのけた、が、バカだったのだ。何度でも言う、馬鹿だったんだ。
それでも頑張ってバカを信じてた一派の人達が「拙者は超爆熱空前絶後才色兼備白狼忍者大帝様になるから当主になんてならんでござる!」の空気を読まない大バカ一言から心臓発作を起こしたり、胃に穴を開けてしまったり、首を括ってしまってから数年後、古い一族が滅び去った後もバカの生命力で生き延びていた彼は、例えバカでも能力こそは本物だったので実動隊の一員として働く事になり、バカ故の職務への忠実さ、一度請け負った依頼を私情で反する事無く遂行するというバカが為の精神の図太さで伝令役も受け持ち、今日もバカらしく毎日飛び回っている。仕事の結果が優秀なのが生意気、バカなのに。
此の世の影となり生きる自分達の宿命を感じ、若き異端審問官は東洋の神秘『忍者』へと転生、此の世を悪の魔の手から救うべく孤独な戦いを開始する! というのが脳内設定、別に悪の組織とかは無い、寧ろ立場は違えどやってる事は明らかにこっちの方が悪の組織。本人も何と無く悪い事をしているなー、と思うときはあるが気にする気になれない、あくまでバカですから。時々、変な薬もキメていないのに脳内から出てくる妖精(他の人には見えない)を愛でていたり、そろそろ人間として末期になってきているが、今日も彼は元気です。バカだから。
問題です、私は彼の項目を書く為に何回バカという単語を言ったでしょうか。多分、三ヶ月はバカって言った。バカの為に。

備考:
・現在の服装はジャパニースアニメの知識かららしい
・部屋にはリ○ちゃん人形が山の様にあり、手作りの服を作っては着せている
・他にも可愛い子供の服を作っては着せたがる
・自分は正義の味方なので、子供の前に姿を時々は見せてヒーローをアピールしなければならないと謎の使命感に燃え、時々わざと人前に出てくる
・結果→変質者に注意!
タグ:忍者
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