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薄命の者:えいのうらがわが [者]

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所属:異端審問官
・兵器管理
・拷問官

種族:人間

外見の差異:
・両性
・人間耳
・角はどちらも無し
・若干白目が青味掛かっている

詳細:体は子供、頭脳は悪魔。小悪魔じゃなくって本当に悪魔。
深き血には素晴らしい英雄が生まれることもあるが、異形の怪物が生まれてくることも、精神に異常を持った悪魔が生まれてくることもある。まるで天使の様な容姿、控えめで奥ゆかしい性格、それでいて芯は強く、幼いながらに男性が理想とする女性の条件を完全に満たしていた為、屋敷外に仕事に行くと幼児性愛者のファンが山の様に貢物を寄越したり、彼女を手に入れるだけが目的の無鉄砲な脅迫まである始末。そんな環境でありながら可憐な様子に引かれるらしく、多分、彼女がうんこしないと思っている人間はそれなりにいる。
しかし、本性は彼らが思っているよりも遥かに極悪、子供だから、だなんて補正が使えない程の悪意を内面に持っており、拷問官という職務に付いたのも元はといえば本人が拷問好きだったが故。本人は隠す気が無いのだが周りの人間が見ないのが悪い、普段は人に付いて行く以外は屋敷に出ずっぱりなのだが、唯一自分から向う先は収容施設、目的は勿論拷問や虐殺を楽しむ為。命令されて要請された以外の、完全なプライベートで行く辺りが彼女の業の深さに辺り、彼女の拷問は情報を引き出した後も相手をひたすら甚振る物が多く、精神の崩壊もさせない。正に地獄。
兵器の管理もまた趣味の一環として始めた物で、自分自身の体が虚弱だからこそ自分とは違い産まれた時から殺人の為に生まれてきた兵器を愛しており、一種の擬人化をして『彼ら』と呼ぶ。対して剣や槍等、武器類には手入れをする腕はあるがそこまで固執はせず、あくまで物として扱う。この差は彼女なりの殺戮の美学が関係しており、彼女にとっての理想的な殺戮は「自分も相手も負傷しながら血塗れになって返り血を浴びる」ような戦闘ではなく、「より多くの人間が無差別に攻撃され泣き叫ぶ様」ような戦争が好みななので、武器と兵器では勝手が違うと考えているのである。本当の意味で殺戮主義。
これだけなら彼女はただ憎むべき存在、だが、彼女もまた極悪ではあるが邪悪で忌むべき存在という訳ではなく、生物としての極限に立たされた人間がその極限対処にとして、それに『慣れる』か『楽しむ』かの二つに別れている内、彼女は自分の気が楽な方を選んだというだけである。本人の中では共存こそが第一という考えが纏まっており、どれだけ優れた能力も悪意も『共存』という一条件を満たせないだけでただの無駄に成り下がると考え、自分は周囲があってこそ存在できる事を自覚している彼女は、悪意の矛先は決して無差別にはしていない。
生物で今日まで絶滅を免れた生き物は能力に優れた物ではなく、環境へ適応し、共存を果たした物のみ。

備考:
・収容施設の拷問官には本性の一部分を知ってファンな奴もいる
・和服なのは「日本の女性は奥ゆかしいと聞いて」という、一種の教育方針の現れ
・兵器の類はピストルから細菌兵器まで、ぽちっと押すとミサイルの飛ぶボタンもあるよ
タグ:しろも
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