SSブログ

羅刹娑の頤:地獄極楽炎 [頤]

本設定コチラ


所属:異端審問官
・中距離戦闘要員
・研究機関所属

種族:人間

外見の差異:
・両性
・人間耳、先が歪んでいる
・尻尾無し

詳細:何だか人間らしくない容姿でも人間、遺伝子単位で変化した人間
通常、奇形というものは染色体や母体に何等かの異常があった場合に発生する一過性の物であり、一世代にのみ現れる物である為、その親がアルビノであったり、手足が欠けていたり逆に多くとも産まれる子供にそれが影響となる事は、ほぼ無いに等しい。が、此処に例外というものが勿論存在し、一種の先祖がえりによって発生した多毛症というのは稀に遺伝性があり、体毛の色もあっかてか人の形をしてはいるが人間と思えない容姿をした彼もまた、一族内のその多毛症の一派に産まれてきた立派な人間である。
異端審問官の濃い血族には何らかの異常を持って産まれてくる子が多く、それは目に見える物であったり、目に見えないものであったり、しかし形になって表れる人間は例外無く一族とは認められず『悪魔の子』として無情な処罰を受け、その大概が何処か人も立ち入らない暗い地下室に永遠に幽閉された後、両親の顔も自分の存在も解らないまま獄死するのが一族の常だったが、彼等の一族は一族の始祖の代に『英雄』と称される人種を生み出した家系だった為、不当な迫害を受け続けながらも今日まで彼に血を託す事が許された。
しかし、それを目障りに思う人間はあまりにも沢山居た。氷よりも凍てつく人々の目と炎の様に燃え盛る悪意は異形の一波を認めようとはせず、彼らは数を徐々に減らし、誇り高き血統は一人、また一人と歴史の闇に全て飲み込まれて行った。彼が産まれた時両親は既に亡く、一族の有り様さえも滅び去り彼もまた辛い宿命を生まれながらに背負っていた事を自覚していたが、彼は自分の出自や血を憎むような事は一度たりとも無かった、自らの中に流れる物はただの血液ではない、我々が何者にも屈服することはなかったという誉れ高き人間の誇りだ。
一度戦いとなれば的確に相手の急所のみを狙った攻撃によって、相手は自分が攻撃を受けている事を自覚する前に即死する、目の前の人間が死んで初めて攻撃を自覚した所でその頃には既に弾丸がそれの頭を貫く。彼は対人間に優れており、彼が任務についた場合は敵組織にその場にいた人間から親族に至るまで生き残りは居ない、血統こそが誇りであり過去であるのだとしたら、その中の一人でも生き残れば必ず復讐を誓う人間が生まれる。研究機関に在籍はしているものの、此方は殆ど幽霊状態に近く特に功績は無いが、貴重な死体や『それ以外』を持ってくる人間なので誰も邪険に出来ない。
我が身に流れる血、父と母が交え自分に託した血、迫害を受けながらも自らまで未来を切り開いた祖先の血統。

備考:
・体毛が物凄いスピードで伸びるので毎日刈らないといけない
・全身にシャンプー、リンス、トリートメント
・五感に優れる
タグ:もふもふ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。