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ロリコン:土の下に眠る人の子よ [あぎと]

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種族:竜人

外見の差異:
・両性
歳若いからか竜人にしては尾も羽も薄く、鱗は丸く薄い為、どちらかといえば弱い。
対して鰓と鰭の発達が目を見張り、鰭に至ってはまるで長い帯の様に発達している為、殆どの栄養は此処に行っているのではないかと言われているが、本人は否定している。
尾羽の本数は四本。耳の先が妙に余っており、先が弛んでいる。

竜形体:魚竜
胴体は普通の竜と大した変わりが無いが、首と尾が異様に長く、羽の形は飛行は可能だが原型と同じく鰭と呼ぶべき物。首付近には角が退化した名残で、ひだ状に逆立った鱗がある。
体表には薄い防護膜として常に体液が染み、水中でそれはレースのようなひだ状に固形化させることが可能で、体表以外の周辺にいたる空気のろ過が出来る。
背中から六対づつ生えた渦状の呼吸器官は、水中・空中で体外に出したまま内で畳むことができ、水圧や空気抵抗を極限まで減らすことが可能。

人形体:
・蔓は無い
・本設定と特に変わり無し

詳細:ある意味物語の始まり、不治の病気に掛かった竜人。
生まれてから長い間砂漠に残って暮らし続けた一族、彼もまた同じ様に欲をあまりにも持たなかったが為にそのような暮らしをしていたが、彼は薄ぼんやりと他の家族がしないことをずっとしていた。
それが一体何なのかは本人も解らない。ただ少し、それは平面にも見える地平線の彼方を見た時であったり、大オアシスにある水中の横穴を見た時であったり、その薄ぼんやりとした感情は解決するどころか徐々に強い物となって行く。
幸福な家族との日々、自分と同じ病を患っていそうな奴は誰も居ない、なら誰にも話したくない。獣が傷を癒す為にやって来る場所に生えている草を食べる、体中に貼って、すり潰して体に擦り付ける。兄弟が寄って来て、何をしているのか、とケラケラ笑った。
日増しに強くなる感情、ほんの一瞬だけ良くなる時は、砂漠を渡ろうとする仲間の砂漠渡りを手伝っている時だけ。自分は病気にでもなってしまったのだろうか、竜人が病気? 馬鹿げている、そう思ったその日も広い地平線に眠る夕日を見て薄ぼんやりしたアレを感じるのだ。
いや、解らないのではない、思い出せていないだけ。ある日やってきた旅人達の相手をしながら、彼はそんな事を思い出す、彼が夢想し続けた物は砂漠の砂に埋もれた外の香り、土と草と瑞々しい命に溢れたそんな物。
今まで見た誰よりも美しい旅人、腹の底に響く生まれて初めての欲望。欲しい、なら付いて行ってしまえ、この逞しい体に喰らい付いて。馬鹿な、連れて行ってもらえる訳が無い、ほら見ろ、自分の場所は何も揺らいじゃいないじゃないか。違う、これはあいつが自分を連れて行こうとしていないんじゃない、竦んでいるのは、自分の足の方だ。

恐怖、得ることと引き換えに失うことを怖れる感情。
この物語は、竜人が遠く忘れた痛みを持ったまま生まれた彼が、竦む足をそのままに手を伸ばした日から始まった。

備考:
・テレパシーを使うのに少々難があり、全くの無意識で能力を仕様した場合相手が至近距離に居すぎると、自分の心の中まで相手に覗かせてまう
・自分の持つ感情から常に瞳の色だけは変わらない
・子供相手じゃなくても勃つが子供が好き(性的な意味で)
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