SSブログ

廃棄物:お前が私を嫌いになるなら、俺もお前を嫌いになってやる [もの]

本設定コチラ
淫魔側設定コチラ


種族:竜人

外見の差異:(此方側の世界観だと奇形化していません)
・両性
強い癖がある髪、常にかなり高い位置にポニーテールにして結び、あまり手入れをしないので質は悪い。
剃っているらしく、眉無し。口が大きい。一族の人間にしては若干男っぽい顔立ち、しかし眼はぎょろりと大きいので、見ようによっては不気味、真夜中に会いたくない人。
歳若いがそれにしては立派な鱗と尾を持ち、外見的には立派に独り立ちも出来そうだが、上羽の厚みが然程でもないので寒さには弱いらしい。
通常はあと一回りは大きくなってから生える体毛も手足に生えており、竜の髭とか言いたくなる程硬く、何故か鰓の脇からも生えている。
後頭部から伸びた触角は通常より短い。

竜形体:地竜
がっしりと全身に筋肉を纏った体格、体表に鱗は少なく尖った印象を持たないが、肉厚なゴム質の表皮(筋肉に見える物は殆ど皮)を持ち、それらは打撃や熱に非常に強い。
口内の牙は鮫と同じ作りで、三重に渡って生えており、牙の表面は鋸の様になっている為、物を直接食い千切るよりは千切り取ることに特化した作りをしている。
暴力的な外見にしては柔軟な肉体。舌には微弱ながら粘着性がある。

人形体:
肌の色が黄色的な意味で濃く人間なのに耳が大きい、確かに竜人の部位は全て消えているが、少し半端な変身。
筋肉質な割に美味しそうな尻、尾てい骨部分が何故か少し出っ張っていて、物に座る時にずっと同じ体勢をしていると尻が痛くなるらしい。
なお、曰く「人になるのは苦手」だそうな。

詳細:砂漠の様な誰か
短気で無鉄砲、自信家で自意識過剰、自惚れ屋でめんどくさがりや。此処まで揃えば良い所なんて無いに等しいが、それは彼なりのキャラ作りの様な物で、本質には遠く及ばない。
家族に笑われる、しょうがないなぁ、と。皆文句は言うが自分を嫌いはしない。自分でもどうしてこんな何かになったのか、そんな物は考えた事はなかったが、漠然と、自分は生まれて最初にする筈だった問題を失敗してしまったか。そう考える。
自分は身勝手だ、自覚している。知っていながらこんな方法を取っている、きっと理由だって解る筈なんだ、解ろうとしないだけで。もっとラクな方法だったら知っているが。
砂漠の様に乾いた目をした彼は、一族の中でも指折り強欲だが同時に無欲であった、自分の性格に難があるのは解っていた、何故だ、嫌っている訳じゃ無いのに。時々、そう悩んでは悪びれずに一人笑う。
無鉄砲でいることはラクだ、何か失敗した所で何時もの事、と流される。自信を持つ事は楽しい、自分が自分を庇う事が出来る。面倒を嫌うことは美徳だ、何故わざわざ面倒ごとに首を突っ込む、永遠の楽園があるのならそこで面白おかしく暮らそうでじゃないか。
しかし、砂は彼を立ち止まらせてはくれなかった、子供というのは無鉄砲にも程があるもので、頑丈な竜人でも流石に流砂に巻き込まれれば流石に無事ではないか、いや、そう考える前に行動の方が早い。
躊躇う事無く飛び上がった自分の身の軽さに、彼は自分で自分に自答する、短気でいたのは考える役以外が必要だからだ。自意識過剰でいたのは自分の持つ自信から相手の存在を立たせる為だ。自惚れ屋だったのは、自分が摂理の中にいることを思い出さない為だ。
互いの熱を殺しあって中濃の温度を保ち続けるよりは、互いを燃やし、焦がし合いながらもあるがままでいたかった。何せ、自分も、相手も、どれも殺すことなんてしたい訳が無い。
流砂の砂の様に流れてしまった時間、それは彼が望んでいた訳では無いが、一つの答えを強制的に叩き出してしまった。心の底では解っていたこと、解っても外に出ない為に忘れようとしていた事、忘れきれなかった物。一生懸けて忘れていた物。

今から、もう一度忘れられるか?

しょうがねぇ、やってやるさ。
彼は気が付いた、自分はあの砂漠の様に冷たくも命との共生を望んでいたのだと。

備考:
・何故か知らないがよく精が縞柄に混ざる
・当然通常語で喋る
・視力がイマイチ良くないらしい
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。