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ダレカサイド淫魔設定2:人の世の闇に住み、人の心を喰らうもの [淫魔側世界観]

【夢魔】

長く尖ってはいるが下に向って垂れた耳、瞳が金色をした黒色の眼球、矢印型の尻尾、淫魔とは逆向きに生えた角、蝙蝠のような羽、淫魔に似通ってはいるが異なる姿を持つ。血液は同じ青い色をしているが、肌の色は淫魔よりも青色が濃く、人間の認識では紫というよりは濃紺等に見える。淫魔と同じく精によって別個体の識別が可能、本人達は他から見れば純血淫魔と同じ精を発しているらしく、それもまた存在の不可視に一枚かっていたらしい。
世界的にも類を見ず現在に至るまで存在は未確認(淫魔ですら知らない)、資料や記録に彼らの存在は全く残されていない為、今世代に初めて発生した可能性もありうる。DNAの構造上、絶対に半端な両性具有の身体で産まれてきて、今代唯一の固体含む発生する全ての固体が新しい子孫を残す事は不可能。これだけなら突然変異という一言で片付けられるが、後述の理由はあまりにも淫魔に近くし、また掛け離れている為、これを淫魔同等の新種とした。
特出すべき点は彼らが喰らうのは人間の生命力(精)ではなく、精神力だということ。現在方法は不明だが、獲物に対して幻術を掛けて意識を奪い精神力を奪い、自分の糧とする。血液の色からすると彼らもまた精を吸っているのであって、精神力もまた精の一側面、幻術その物は同じだが吸い方が違うらしい。吸精に性交が必須かは現在不明、本人が性交に対して食物としての認識を持つ辺り、淫魔と同じと思われる。
精神力を失う=正気をを失う。奪われる量が少量ならハイ!になる程度で済み、ゆっくりとした環境で睡眠や食事を摂れば十分回復可能だが、量が増えれば増えるだけ世界が傾き・逆になり、あり得ない幻覚が見え、あらゆる感覚が狂い幻聴さえも聞こえ始める。キャパシティ以上を喰われた場合は発狂・狂死。
種族・同性問わず精神は吸い取れるらしく、淫魔・半淫魔からも吸い取った場合は正気を喰われた固体は自己の覚醒型を問わず暴走、最悪は悪魔と化す。考えようによっては淫魔の天敵。
身体能力は淫魔と変わらず、回復能力が優れているが、こちらは火傷や内臓破裂も容易く治る代わりに傷痕が残る場合がある。精神力を餌としているので正気を失う事も無く、それに列なる感情による変化、絶望死や満足死等の死因が無い。
謎多く、未だに解らない事の方が多い。妖魔との関連性もある模様。
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