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百眼百手の者:天土にかけたるモノ全てを欲するは人の業 [者]

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所属:異端審問官
・技術開発部
・研究機関幹部

種族:人間

外見の差異:
・頭の目が無い

詳細:二目見れぬ程に醜い容姿を持った地下に住む人嫌いの研究者
両親は研究機関の幹部。母親の胎内に居た頃は彼の下に四人の兄弟が居たが、その兄弟は奇しくも母親が会ったハイジャック事件のストレスによって成長出来ず、逆にまともに成長出来た彼の頭部と同化してしまい、彼は四人分の顔のパーツが滅茶苦茶に張り付いた醜い容姿と、それ故の不安定な細胞を植え付けられたまま産まれてしまう。
当然、そんな姿では誰からも愛される訳も無く、年を取ってからの待望の第一子だった母親はそれを腹から出した事を自覚した瞬間狂死、父親は蠢くその肉隗に自分の遺伝子が混じっているのだと知った瞬間発狂、先々代の温情もあり、血統故に殺されはしなかったが地下に幽閉され『悪魔の子』と誰からも憎まれ、蔑まれ、言葉の喋り方も自身の姿も知らず育つ。
そんなある時、彼の閉じ込められていた地下室に誰もやってくる事が無くなった、前から食事を出す事を、というより自分に接触するのを「呪われる」と、しぶって二、三日喰えない事はザラだった為気にしなかったが、今度は本当に誰もやって来ない。このまま死ぬのか、そう思った時に扉を開けた人間がいた、その人間は自分の皮膚病で腐った肉を落とし、自分が人間なのだという事を教えた、それが現当主だったのだ。
経緯もあって一族への、というよりは当主へ異常な執着に近い忠誠を誓っており、その為なら死も厭わない程。血統を重んじ、血統その物が自らの居場所と信じて疑わず、それ以外の人間に対して酷い嫌悪感を持つ。現在でも地下から出てくるのが稀なのは、無駄に外の世界へ出たくないから。
非人道的な実験を繰り返し、善悪の境界すら血統の名に捻じ伏せる精神性と、狂気のその先へと進んだ発想から研究機関の幹部へと上り詰め、異端審問官内の技術開発も勤める。全ては当主様のために。彼が作り出した数々の兵器は淫魔・人間問わず虐殺、ホロコーストも可能な恐ろしい物が多く、技術は最早人道を大きく踏み外し天理性を失った物が多く、関節的に様々な実益を上げ続けているが、未だに彼は、同じ研究機関で非人道的実験をする人間にすら『悪魔』と称され続けている。

備考:
・顔に目は無いが頭に目はあるので目は見えている
・肌の斑点は皮膚病の名残、病はもう治った
・地下室は彼の住みやすいようにコーディネートされている
・外出も嫌いなので、幹部ではあるが出席は非常に稀
・不老技術は彼の両親が作った物
タグ:歪み博士
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